こんにちは。
布マスク業界のパイオニアとして販売開始当初は店舗もオンラインも売切ばかりだったのに、後発のGUマスクのほうが評判が良くてそれからひっそりと身を潜めていたユニクロパイセンが、2022年、ついに動きました。ユニクロエアリズムマスク2.0です。
エアリズム3Dマスク(2枚組)不織布フィルター内蔵
不織布フィルター内蔵の3層構造と3Dシームレス設計で機能性とデザイン性を両立。イヤーアジャスターで調節可能。
<引用>UNIQLO公式オンラインストア
以前、ユニクロとGUの布マスクを比較する記事を書きましたが、それがもう1年以上前のこと。
今回も他の布マスクと比較しながらご紹介したいと思います。「もうコロナ禍も長いけど、結局布マスクはどれ買ったらいいの?」という方の参考になれば幸いです。
結論から言うと、今回発売されたUNIQLOエアリズム3Dマスクが超すばらしい商品でした!あとはあの要素だけアップデートされれば、、、!
今回のアップデートの内容とは?
ユニクロの公式オンラインショップを見ても分かるとおり、今回はアップデートではなく新作です。改善ではなく、別物なのです。
商品名もエアリズムマスクではなく「エアリズム3Dマスク」と、旧作と区別されています。
基本情報の比較
今回比較するのは、
上記3種類について、それぞれの基本情報を並べて比較してみましょう。UNIQLOのエアリズムマスク、2021年にアップデートされてたんですね!知らなかった!
エアリズムマスク
(2021年モデル)
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高機能フィルター入り
MASK(GU)
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エアリズム3Dマスク
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価格
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3枚組990円
(330円/枚)
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2枚組790円
(395円/枚)
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2枚組990円
(495円/枚)
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サイズ
バリエーション
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S/M/L/XL
(Sはこども向け)
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S/M/L/XL
(Sはこども向け)
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S/M/L/XL
(Sはこども向け)
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カラー
バリエーション
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ホワイト/ブラック/ブラウン
/ブルー/ネイビー
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ホワイト/グレー/ブラック
/ピンク/ベージュ
/オリーブ/ネイビー
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ホワイト/ピンク/ネイビー
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フィルター性能
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BFE・花粉99%カット
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BFE・花粉99%カット
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BFE・花粉99%カット
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洗濯
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○(ネット使用)
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○(ネット使用)
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○(ネット使用)
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接触冷感
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○(AIRism素材)
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○(GU DRY素材)
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○(AIRism素材)
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UVカット
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○(90%カット)
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○
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○(90%カット)
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素材
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本体部分:ナイロン 90%,ポリウレタン 10%
ひも部分:ナイロン 95%,ポリウレタン 5%
フィルター:ポリプロピレン
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外側:レーヨン61%,ポリエステル35%,ポリウレタン4%
内側:ポリエステル100%
フィルター:ポリプロピレン100%
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本体部分:ナイロン 90%,ポリウレタン 10%
ひも部分:ナイロン 90%,ポリウレタン 10%
フィルター:ポリプロピレン
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やはりどちらもファーストリテイリング。アップデートを重ねると基本情報はだいたい似てきますね。前回の比較検証ではGUマスクにはUVカット機能がなかったり、サイズバリエーションに差があったりというのがありましたが…
カラバリはGU、コスパは旧エアリズムマスクに軍配
今回の主な違いは、
- カラーバリエーションはGUマスクに軍配
- 価格はエアリズムマスク(2021年モデル)に軍配
といったところでしょうか。比較してみるとエアリズム3Dマスクが少し高価な印象ですね。また、すでに布マスクをファッションアイテムとして使用するのが一般的な価値観として浸透している中、GUマスクのようにカラーバリエーションが豊富なのはとてもうれしいところです。
UNIQLOエアリズム3Dマスクの見た目や使い心地は?
つぎに、公式情報では無く、実際に使ってみたり、見た目などから感じたエアリズム3Dマスクのポイントをあげていきます。
吉岡徳仁氏がデザインを手がけるエアリズム3Dマスク
エアリズム3Dマスクは国際的にも高い評価を得ているデザイナーの吉岡徳仁氏がデザインを手がけていて、機能的でありながらシンプルで美しいデザインを実現しています。
特にネイビーみたいな暗めの色を着用すると顔が小さく見える気がしています。
3D完全シームレス設計による唯一無二の使用感
エアリズム3Dマスクは完全シームレス設計なのでステッチがありません。それによって以下のような特長をGETしています。
- 完全シームレス構造により、呼吸時の型くずれがしにくい。
- ステッチがないため、肌当たりがなめらか。
- 型くずれしにくく、形状を保てるスタイリッシュなデザイン。
また、ひも部分のアジャスターでフィット感の調整が可能なため、より個々人に合わせた違和感の無い使用が可能になっています。
不織布フィルター内蔵の3層構造とエアリズム素材の融合で布マスクの最終形態へ
エアリズム3Dマスクを触ってまず思うのは、「これ本当に布マスク?洗濯しても大丈夫なの?」ということです。
カテゴリーとしては布マスクで、公式オンラインストアの商品ページでも「20回洗濯後(ネット使用)のフィルター部分の性能:花粉粒子捕集効率99%カット、BFE98%カット」という表記がありますので、しっかりウォッシャブル仕様です。
しかし、その風合いはかなり不織布マスクに寄ってきています。触り心地、肌触りもとてもよく、呼吸中も型崩れが少なくスマートです。良い意味で布マスクを超えていると思います。さすがUNIQLOパイセン!
詳しくは写真を見ながらの方がわかりやすいので後述します。
布マスクを超えた!UNIQLOエアリズム3Dマスクが素晴らしい!ということを写真を見ながら解説!
正直、「布マスクもここまで来たか!これが最終形態なのでは?」というレベルのクオリティなので、その魅力が少しでも伝わったらうれしいのですが、写真で見る風合いと実物はやはり違いますので、ぜひ店頭で本物を触ってみてくださいね。
包装はこんな感じ。脱気されてキュッとなっています。
「Designed by Tokujin Yoshioka」と書かれています。
ちなみにサイズバリエーションはS、M、L、XLの4種類ありますが、僕はLを選んでいます。
裏面。2枚組で990円です。
横から。不織布っぽい風合い伝わりますでしょうか?
こちらは袋から開けた直後なのですが、何回か洗濯しても全然型崩れしません!
内側。個人的にはこれまでGUマスク推しで、その最大の理由は「裏表が一目で分かること」だったのですが、今回のエアリズム3Dマスクはシームレス設計でむしろ裏返しになりにくくなっているため、「どっちがオモテ?」と迷うことは無さそうです。高評価!
鼻にかかる部分。不織布っぽいですよね!
ひも部分にはアジャスターがついていて、長さを調節できます。これめっちゃ便利です。
これで自分のサイズに調節できるので、かなりズレにくくなります。
エアリズム素材。肌触りもとても良いです。
ネイビーカラー。
ネイビーカラーの内側。
ホワイト装着「正面」
ホワイト装着「側面」
ネイビー装着「正面」
ネイビー装着「側面」
まとめ
UNIQLOパイセンが本気出してきたw
という感じでめちゃくちゃ感動したのですが、今回はせっかくなので以前紹介させていただいた布マスク2種類を合わせた計3種類で比較をしてみました。
結論としてはこんな感じでしょうか。
- クオリティはエアリズム3Dマスクが圧倒的!
- カラバリはGUマスクが強い!
- コスパだけを見るならエアリズムマスク(2021年モデル)!
とにもかくにも、布マスクそのものとしてのクオリティや使い心地は今回発売された「UNIQLOエアリズム3Dマスク」の圧勝です!
強いて言うなら、UNIQLOパイセン、カラバリが少なすぎますよ~!!!
ホワイト、ピンク、ネイビーの3種類のみって。。せめて「ブラック」作ってくださいよ!
まあ、UNIQLOパイセンのことだからそのうちカラバリも増えていくんだろうと思いますけどね。
本記事が皆さんの布マスクライフ、布マスク選びの一助となればと思います。
ではでは☆