おふろ

子どもってそういうものだよね、という風呂屋の本音。

こんにちは。

僕はいま25歳ですが、5年前は20歳でした。10年前は15歳で中学生していたし、15年前は10歳で小学生でした。

僕に限らず、どれだけ立派で精悍で清楚で理性的で聡明な人間にも、必ず「幼少期」というものは、もれなくあります。

で、そんな「幼少期」まっさかりな子ども達は、もちろんお風呂屋さんにもたくさん来るわけです。今日はそんなお話。

こどもにとって銭湯は遊園地

まだオトナよりも知っていることが少ない子ども達にとって、大きなお風呂や施設というものは、ほとんどもう遊園地みたいなものです。

あふれでる好奇心もあいまって、ただお風呂に入っておしゃべりを楽しみに来ているオトナたちとは違うところで「お風呂」というものを楽しみます。

時には周りの方々に迷惑をかけることもあるでしょう。その時は、ぜひ愛のある注意をしてあげてください。前途洋々たる子ども達にとってお風呂屋さんは、「社会を学ぶ場」でもあるのです。

多種多様なお客様が多種多様な楽しみ方をされるスーパー銭湯という場所に、子どもがいないのは考えられません。

「子どもがうるさいからゆっくりできない!」

「もっと静かにお風呂に入りたいのに!」

そんなお気持ちは十二分に分かりますが、どうかそんなこと言わずに、温かい目で見守ってあげて下さい。子どもはうるさいものです。元気がカラダに収まりきらずにあふれ出ているものなのです。

自分たちだってたくさんたくさん遊んで、はしゃいで、叫んで、走って、笑って、怒って、泣いて、楽しくて。そんなたくさんの経験の中でたくさん怒られて注意されて、多くのことを吸収して今があるのだと思います。

子どもは元気が一番

子どもに元気がない国に未来はありません。これからの未来を創るのは、紛れもなく彼ら彼女らなのです。

あ、でも、だからこそ、危ないときはぜひぜひ声をかけてあげてください。なんでも夢中になってやってみちゃう子どもたちは、やはりオトナが見守ってあげないと取り返しのつかない失敗をしてしまうこともあります。取り返しのつく失敗なら買ってでもすればいいですが、取り返しのつかない失敗はシャレになりません。温かい目で見守りながら、危ないときは「危ない」とちゃんと教えてあげること。これもオトナの責任なのでは、と思います。最近はなかなか知らない子どもに声をかけるのも難しいですが。岐阜ならそうでも無いか?笑

そういうものだと、僕は思います。

※僕の個人的な考えであって、店舗や会社を代表する意見ではありません。

子どもに負けないくらい元気に、良いお盆を(*^_^*)♪

ABOUT ME
namikawa motoyuki
大学時代に物流系コンサルティング会社でインターンを経験し、地元岐阜県の中小企業に就職。各務原市の銭湯恵みの湯で支配人を経験。入浴検定、温泉入浴指導員。実家(岐阜羽島)での自作ピザ窯ライフと小説が好き。